2019年11月に完成したマイホームのインテリアやファッション、愛用のコスメなどの情報をInstagramで発信しているHIKARI(@____hy.0908)さん。モノトーンで統一された、まるでモデルルームのようなお部屋は「おしゃれすぎる!」と、たちまちフォロワーの憧れの的に。risoraもそのお部屋の一員として、素敵にコーディネートされています。HIKARIさんのインテリアづくりのセオリーや、モノ選びの基準についてお聞きしました。

家具や家電は黒が基本。子どものころから憧れていた部屋を実現

 

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▲システムキッチンは黒。調理家電や洗剤のボトルもモノトーンで統一し、余計なものは出さないように心がけている。

2019年、結婚を機に、子どもの頃から住み慣れた街に新たな住まいを構えたHIKARIさんご夫妻。HIKARIさんの好みを基準にコーディネートされたというインテリアのテーマは「モノトーン」。黒、白、グレーの無彩色を上手に組み合わせて、シンプルで無駄のない、ホテルライクな空間をつくりあげています。

「父が設計士をしていたこともあり、子どもの頃からモデルルームやショールームを見ることが大好きでした。『大人になったらこんな部屋に住みたい』という憧れがずっと頭の中にあり、家を建てるにあたって、いろいろと理想を追求しました」

屋上付き3階建ての新居は、1階に浴室と、不動産業を営むご主人の事務所スペースを設置。2階にリビングダイニング、3階には寝室と、将来的に子ども部屋になる予定の洋室を備えています。

インテリアのコーディネートセンスの良さはもちろん、どこを見ても余計なものがなく、すっきりと片づけられているのも特徴的。

「できるだけ生活感のない、ホテルライクなインテリアにしたかったんです。なので、間取りを決める際には収納スペースの大きさや場所にもこだわり、物を出しっぱなしにせず、収納できるように考えました」

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▲煩雑になりがちなキッチンもこのとおり。大好きだというBALMUDAの家電が整然と並ぶ。

インテリア選びにおいて最初に決めたのは、広い面積を占める壁や床。大理石調のフローリング材やグレーのクロスは、メーカーのショールームを訪れたり、Instagramで実際にインテリアに取り入れている写真の実例を参考にして決めていったそう。

「サンプルの小さな面積で見るのと、実際に広い面積で使われているのとでは印象が違うので、決めるまでたくさん実例を探しました」

床は、黒い家具が引き立つようにと白系の色をセレクト。「落ちた髪の毛などが目立つのでは?」という懸念もありましたが、真っ白ではなくマーブル調の柄が入っているのでそこまで目立つこともなく、何よりお気に入りを選んだことで「きれいに保とう」という意識が働くというHIKARIさん。

「お風呂も黒い浴槽を選んだのですが、こちらは濡れたままにしておくと、やはり水垢になってしまうので、毎日の拭き上げが大事です。
少し手間はかかっても、やっぱり心から気に入った色、落ち着く色にしてよかったなと思います」

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▲メンテナンスの観点から悩んだという浴槽も「やっぱり落ち着く色がいい!」と黒を選んだ。水垢が目立ちやすい色のため「毎日拭き上げ掃除を頑張っています」とHIKARIさん。

黒が一番引き立つバランスを計算して、­家具を選ぶ

 

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▲黒とグレーのツートンカラーのソファはHIKARIさんがくつろぐ際の定位置。お気に入りのコーヒーテーブルはFrancFrancで一目惚れして購入。

HIKARIさんの一番のお気に入りスペースは、こだわりの家具を揃えたリビング。ここでもやはり主役は“黒”です。

家具類はお気に入りのお店やブランドで統一して購入するわけではなく、理想のものが見つかるまで、一つひとつ丁寧に探して組み合わせています。たとえばコーヒーテーブルは偶然見かけて一目惚れしたもの。ダイニングチェアは軽くて移動しやすいIKEAのもので、テーブルはそれに合うものをと、ネットで探して通販で購入したものだそう。

色は基本的には黒を選ぶものの、部屋でコーディネートしたときの全体のバランスがとれるように心がけているHIKARIさん

「すべて黒にしてしまうと暗くなってしまうので、黒が引き立つバランスをとるようにしています。
たとえばダイニングスペースでは、椅子を黒にしたかったので、テーブルも黒にしてしまうと重たい印象になってしまうと思い、グレーを選びました」

主にインテリアの参考にしているのはInstagramで、家具購入前も現在も頻繁にチェックしていると言います。

「#モノトーンインテリア」や「#ホテルライク」「#海外インテリア」など、ハッシュタグでテーマごとに検索すると、求めている情報を集めやすいそう。最近ではHIKARIさん自身が、クロスの型番や小物の購入場所について問い合わせを受けることも増えています。Instagramユーザーの間では、そうした情報を教え合うのもよくあることなのだとか。

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▲ダイニングテーブルはコンクリート調のデザインをセレクト。モデルルームのようにしっくりくるコーディネート。

大きな家具を揃えた後は、部屋全体のバランスを見ながら小物もチェック。海外のインテリアを参考に、ウォールミラーやポスターを探し、調理器具や食器類、ダストボックスなども黒を基準に、お気に入りのものを少しずつ揃えています。

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▲ルームミラーはZARA HOMEで購入。ダイニングスペースのアートポスターはInstagramで見つけた外国のもの。どちらも海外インテリアを参考にして理想の空間に合うものが見つかるまで丁寧に探した。

「モノトーンで統一したいと思ってそれを実践するようになってから、モノが選びやすくなったかもしれません。
それにモノクロのインテリアが好きだとまわりにも言い続けているおかげでしょうか、先日友人からいただいた引っ越しのお祝いも、我が家のインテリアに合う素敵なアイテムで、とても嬉しかったんです」

質感とデザインに一目惚れした、黒いエアコン

 

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▲リビングのインテリアとして仲間入りした、risora「ブラックウッド」。

モノトーンで統一されたインテリアで、違和感なく馴染んでいるエアコンがrisoraの「ブラックウッド」です。

エアコン選びの基準になったのは、濃いグレーのクロス。じつは引っ越し当初はまだエアコンを設置しておらず、壁の数カ所にあったコンセントカバーを白いままにしていたところ、その白色が浮いてしまってどうしても気になり、黒いカバーに変更してもらった、ということがあったそう。

それほど細部までこだわった壁に取り付けるとあって、エアコンも、白が圧倒的多数を占めるなか、「黒」を選ぶことに妥協はなかったHIKARIさん。

「『エアコン 黒』で検索すると、いくつか候補が見つかったのですが、なかでもrisoraは、ウェブサイトで見てもすっきりしていてスタイリッシュなデザインだなと思い、すぐに第一候補になりました。
実際お店に見に行くと、その薄さも気に入りました。また、同じ黒でも、光沢のある質感だったら汚れやすさが気になったかもしれませんが、ブラックウッドのマットな質感もいいなと思いました。
機能については夫が調べてくれました。自動フィルターお掃除機能こそないけれど、運転の種類や温度をお任せできる『快適自動』や、衛生面でのストリーマ内部クリーンなど、機能面も充分だと思えたのが決め手になり、購入しました」

スマートフォンをリモコンとして使用できる機能も、以前使用していたエアコンには搭載されていなかった機能で、便利に使っているそう。

「家に遊びに来る友人たちは、我が家のrisoraを見て『エアコンにこんな色やデザインのものがあるんだ!』と驚いています。近くに住む母も、次にエアコンを購入する機会があれば絶対にrisoraにしよう、と決めているようです」

また、リビングの「ブラックウッド」の購入をきっかけにrisoraのカラーバリエーションを知り、ご主人の事務所スペースにも「ウォルナットブラウン」を導入。

「事務所の壁を木目のサイディングにしたので、それに合わせて選びました。部屋の雰囲気と調和していて、とても気に入っています」

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▲1階に設けた事務所スペース。こちらもモノトーンで統一されているが、壁に合わせてrisoraも木目調のものをコーデイネートした。

夏場の朝、仕事を始める前に2階のリビングで支度をしながら、スマートフォンにインストールした「ダイキンスマートアプリ」で1階のエアコンの運転開始を指示。蒸し暑さのない快適な環境ですぐに仕事に取りかかれるようになったと言います。

「3階の寝室でもダイキンのエアコンを使用しているので、このアプリを使って、リビングから操作をしています。階段の上り下りをせずに快適な環境が事前につくれるので、とても助かっています」

子どもの頃に思い描いていた理想の空間をかなえ、一つひとつ吟味したお気に入りのインテリアに囲まれて暮らすHIKARIさん。「引っ越してから1年が経とうとしている現在、ご夫妻の目下の関心ごとは、3階の子ども部屋のインテリアづくりです。

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▲今後子ども部屋になる予定の3階洋室。壁はブルーグレーのクロスを選び、明るい色調のインテリアにしたいと考えているそう。

「子どもが産まれて家族が増えても、生活感のない、シンプルで快適な家づくりをしたいと思っています。子ども部屋は、同じモノトーンでも、白を基調に、明るいインテリアで揃えてみたいです」と、今後の夢を語ってくれました。