安心して過ごせる環境を当たり前に

医療法人よしとみ内科クリニック様

透析治療を中心に地域の方々の健康を支えられてきた、医療法人よしとみ内科クリニック様。病院の建設当初から使っておられる換気設備や窓開け換気で感染症対策を行なってこられました。
そして今回、患者様とスタッフがより快適に安心して過ごせるよう「全熱交換器ユニットベンティエール」を導入されました。

医療法人よしとみ内科クリニック
院長　吉冨亮太様

換気が行き届いてない場所の設備強化を検討していた

▲待合室

この建屋に移ってきて20年経つのですが、当初から外来診察室と透析室には給排気換気が入っていました。ただ、そこに限定されていて、実際に人がかなり集まるところでは、少し不十分なのかなと悩んでいた感じですね。

いわゆるメインでの診察室や透析室は、換気がしやすいような構造にはなっていたんですけど、外来の待合室は窓や玄関を開けっぱなしするわけにもいかないので「換気が難しいなあ」と常々感じていました。他に気になっていたのは休憩室でした。おそらく診察室より換気は考えられてなくて、あっても換気扇くらいだったので、そこを強化したいと思っていましたね。

クリニックの特性に配慮して運営を妨げないスムーズな施工を実施

工事を行うにあたり、ITI様・ダイキン様と何度も相談を行いました。建物の中にある既存の換気システムにどういう形で追加設置するのか、というのを準備段階から図面を一緒に見ながら、いろんなプランを出してもらって検討を重ねましたね。

透析クリニックということもあって、日曜日以外は毎日患者さんが来られます。工事日程もかなり難しいところではあったんですけども、週末にうまい具合に予定を組んでくださって、全く滞りなく予定期間内で終わらせていただいたので、それも非常に満足のいく結果でした。

あと施工後に特に嬉しかったのは、壁に穴を開けたりすることなく、これまでの意匠をそのまま残して設置していただいたことです。やっぱり思い入れがありますからすごく嬉しいですね。

CO₂濃度の見える化で換気機器設置による安心を実感

気候がいい時期に工事が終わったので、これからが全熱交の恩恵にあずかる時期だとは思うのですが、快適さは確実に上がってると感じています。

また、実際に導入前後で、ダイキン様に換気診断というのをしていただいて、CO₂濃度がどれくらい変わったのかを見せてもらいました。そうすると、導入前は高かったCO₂濃度のピーク値が導入後には大幅に下がり、なだらかになっていたので、感染症が流行しやすい時期であっても対策ができている状態になっていると思いました。何より休憩室のリスクは相当下げられたんじゃないかと思っています。

スタッフも患者様もより安心して過ごせるクリニックへ

スタッフに関しては、休憩室や診察室の環境をよくすることで、コロナ禍に入る前と同じパフォーマンスを発揮できるようにしてあげたいなと思いますね。
患者さんに関しては、週３回、年間で１５６日ここに通って、尚且つ４〜５時間もいてもらうので、なるべくストレスを感じさせない環境づくりというのは意識していました。

今回、新たに換気システムを導入したことで、患者さんにも本当に安心してもらえています。聞かれたときに換気システムを導入していることを説明できるのは、とても大きいと感じています。しかも、その環境が当たり前である、そういったことを胸を張って言えるのが嬉しいですね。

アイティーアイ株式会社　
山脇修司様（写真左）
理研イー・エム・シー株式会社　
瀬尾莞爾様（写真右）

販売店様の声

アイティーアイ株式会社様
理研イー・エム・シー株式会社様

最初に吉冨院長にご相談いただいた際は、我々のこれまでの実績が信頼に繋がると考え、様々な事例をご紹介いたしました。コロナ禍以後に手がけた人工透析クリニックでは「換気量を国の基準値の3倍」に設定し、空調も患者様に直接当たらないようにするなど、より安心して快適に過ごせる空間を目指しました。これからも感染症対策として、非常に必要性の高い換気システムの普及に取り組んでいきたいと考えております。