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ダイキン工業株式会社

オフィスの新築事例。沖縄の空調負荷は温度よりも湿度!!「人」「環境」「技術」の快適な調和をめざす九電工の省エネオフィスモデルビル。 ビル外観

株式会社九電工 沖縄支店様(沖縄県・豊見城市)

業種:オフィス(1階:ショールーム)
建築面積 : 1,800m2
竣工年月 : 2010年2月
採用機種:DESICA×3台

ビル用マルチVe-upIII 66馬力(3系統)
ZEAS-Q 8.8馬力(3系統)

本島と違って中間期(春・秋)における潜熱負荷の高い沖縄では、
中間期でも冷房が必要でした。

株式会社九電工
沖縄支店
理事支店長 石原英樹様

  • 特に沖縄では中間期に空調をとめた場合や夏場に、エアコンの温度を下げても、じめじめと『蒸し暑く』感じる事がよくあります。これは従来の空調方式が温度制御は容易に行えるが湿度制御は成り行きとなり、室内の快適さの確保が気象条件に左右されているからです。
  • 今回、沖縄支店で採用したデシカント空調は湿度コントロールを行うDESICAと温度コントロールを行う高顕熱形空調機を組合せることで効率的に温度・湿度制御を行う事が可能となり快適性の向上だけなく省エネ性にも期待しています。
  • 温度26℃ 湿度60%では『蒸し暑い』と感じる環境を、温度28℃ 湿度40%では『涼しい』と感じる環境を作れるという事で職員に不快な思いをさせることなく、クールビズを実行することが出来ます。
  • 多湿気候である沖縄の気象条件では特に効果の期待出来る設備と言えるのではないでしょうか?

株式会社九電工
本社 空調管設計部
設計第2グループ 副長 木村哲明様

  • "省エネ・CO2削減"、"室内快適性"。多湿気候である沖縄で、これらを実現させる空調システムとして『顕熱潜熱分離空調システム』の導入を検討しました。
  • 除湿を考える中で、従来のデシカント方式ではデシカント素子の吸湿力を再生させるために大きなエネルギーが必要でした。その点DESICAシステムではヒートポンプ技術を利用しているためエネルギー効率も高く、他の空調システムと比較検討した結果、この調湿機能を備えたDESICAシステムを採用しました。
  • 専用の高顕熱形空調機と組み合わせることで、更なる省エネを実現でき、加湿給水管やドレン管が不要なため省工事・省メンテにも貢献できる点も大きな魅力です。

当施設2Fにデシカント空調設備を設置

当施設2Fにデシカント空調設備を設置

Q-BEMS沖縄支店導入事例

■システムの内容

  1. 受変電設備の監視(デマンド電力、設備警報等)
  2. 各階分電盤・動力盤ごとの電力データ管理
  3. 空調機の管理(状態監視、スケジュール発停等)
  4. その他設備のデータ管理(上水・中水流量等)
  5. 収集したデータを元にエネルギー使用量の把握・分析(EMS機能)
  6. 本社にて支店のエネルギーデータを収集・一元管理

■システム構成

システム構成

■エネルギー管理(EMS)

  • 積算データ(電力量など)を収集し、エネルギー管理用のデータを作成、グラフ化する。
  • 豊富な分析表示が可能
使用量表示 使用量をグラフ表示
一次エネルギー表示 使用量と換算値の計算結果をグラフ表示
(原油換算も表示可能)
CO2表示 使用量と換算値の計算結果をグラフ表示
原単位表示 使用量を1m2当たりの使用量に変換しグラフ表示
偏差表示 計測値と管理値の差を一覧表示
最大値/最小値検索 指定した期間の最大値、最小値を表形式で表示
グループ設定 表示するグループを設定
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