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中温用エアコン・冷凍冷蔵ユニット(低温用エアコン)

製品内容

塩害による腐食から本体をしっかりガード。
安定した品質・性能を長期間持続します。

四方を海に囲まれた日本では、機械のサビ対策は大切なポイントです。
ダイキンでは、ケーシングからボルト、ネジにいたるまで、キメ細かな防食処理を施した<耐(重)塩害仕様>室外機を豊富に取り揃え、腐食性雰囲気のある工場などで優れた耐久性を発揮しています。

MEMO

「耐塩害仕様」「耐重塩害仕様」は、日本冷凍空調工業会標準規格JRA9002に基づいています。

冷凍冷蔵ユニット/耐(重)塩害仕様

標準仕様 耐塩害仕様 耐重塩害仕様
LRMP
LRLP
LRFP

中温用エアコン/耐(重)塩害仕様

標準仕様 耐塩害仕様 耐重塩害仕様
LRYP
LRYR
LRDYP
LRHP
LRHR

据付場所について

耐塩害仕様機は、室外設置機を塩害および、大気汚染の影響を受ける場所に設置可能な仕様になっています。
※1.
耐塩害仕様、耐重塩害仕様の選択は、設置環境により条件が変わる場合(例えば季節風、台風の影響の強い地域)を除いたときの目安です。
※2.
沖縄や離島地域に設置される場合は、JRA耐重塩害仕様(H)を使用してください。

据付上の注意(維持管理について)

JRA耐塩害仕様機・耐重塩害仕様機は前述のように素材や塗装内容を強化していますが、腐食に対して万全ではありません。
このため、次のような据付計画と保守を行うことで防食効果を高める必要があります。
  1. (1)
    海水飛沫および潮風に直接さらされることを極力回避するような場所へ設置してください。

    • 機械の設置は建物の風下にしてください。
    • やむを得ず海岸面に機械を設置する場合でも、防風板を設けて直接潮風が当たることを避けてください。
    • 据付方向に注意してください。(海岸線に平行と直角では腐食度合いが異なります)
  2. (2)
    外装パネルに付着した海塩粒子が、雨水によって十分洗浄されるように配慮してください。
  3. (3)
    室外ユニット底板内への水の滞留は、著しく腐食作用を促進させるため、底板内の水抜け性を損なわないよう傾きなどに注意してください。
  4. (4)
    海岸地域への据付品については、付着した塩分等を除去するために定期的に水洗いを行ってください。
  5. (5)
    水はけの良い場所に設置してください。特に基礎部分の排水性を確保してください。
  6. (6)
    据付け、メンテナンス等にて付いた傷は、必ず補修してください。
  7. (7)
    機器の状態を定期的に点検してください。(必要に応じて再防錆処置や部品交換等を実施してください)

メンテナンス時の留意事項

  • 機械のメンテナンスを十分に行ってください。
    (水をはじくグリスやワックス等の防錆塗装を据付時、および3ヵ月毎に塗布する)
  • シーズンオフなど長期間機械を停止する時は、機械にカバーをかける等の処置をしてください。
尚、特殊な雰囲気に機械を設置する場合は、別途充分考慮する必要があります。

別売品について

耐塩害・耐重塩害用の別売品に関してはお買い上げの販売店までお問い合わせください。

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