新冷媒 R32 世界で初めてHFC冷媒R32を採用

未来の地球のために エコ冷媒 R32 次世代エネルギー冷媒

ルームエアコンにおいて世界初※1 HFC冷媒R32を採用 世界で唯一、 エアコンと冷媒の両方を開発・生産するダイキン工業では、今回ルームエアコンに新冷媒R32(HFC)を採用しました。  R32の地球温暖化係数はR410Aの約1/3。※2 さらに環境負荷の少ない冷媒です。  冷媒とは、エアコンの室外機と室内機を循環して熱を運ぶ、冷暖房に欠かせないガスのこと。

■ HCFCからHFCへ。オゾン層破壊係数ゼロへの取組み。

モントリオール議定書に基づき、空調機の冷媒は2000年前後から
オゾン層破壊係数ゼロのHFC冷媒への代替を開始しました。

【オゾン層破壊係数ゼロへの取組み図】[「モントリオール議定書」採択]オゾン層保護に関するウィーン条約に基づき、フロン規制のための国際枠組み。[「京都議定書」採択]1994年の気候変動枠組条約のもと、温室効果ガスの排出抑制対策として採択。

先進国では、すでにHCFCからHFCへの転換が進み、
一部例外の冷媒等を除いて2020年までにほぼ全廃予定です。

新興国では2030年の全廃に向け、これから転換が始まるところです。

■ HCFC消費量※3の段階的削減スケジュール

HFC冷媒R410Aへの転換により、オゾン層破壊係数はゼロとなります。

今後は新興国でのエアコンの急速な普及にともない、
地球温暖化係数がより低い冷媒への転換が必要となってきます。

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■ R410AからR32へ。地球温暖化係数低減への新たな取組み。

「京都議定書」の温室効果ガス削減目標達成に向け、
温暖化係数が低い“新冷媒”の探索が急務です。

温室効果ガスには、宇宙からの太陽光を通過させ、その太陽光によって
温められた熱(赤外線)を閉じ込めて、地球を温める効果があります。
この温室効果ガスは、二酸化炭素(CO2メタン(CH4フロン類(CFC、HCFC、HFC)など
様々な種類があり、ガスによって地球温暖化に与える影響が異なります。

その度合いを数値化したものが地球温暖化係数(GWP)100年値で、数値が大きいほど
温暖化への影響は大きくなります。

■ 地球温暖化係数(GWP)100年値図

オゾン層破壊係数がゼロで、さらに地球温暖化係数が低い新冷媒、それがR32(HFC)です。
R32を採用したルームエアコンにおいて、ダイキンはエアコンの「構造」から作り直し、
これまでにない省エネ性能と環境対応力を目指します。
「環境行動計画2015」においても、環境負荷削減を最重要課題に掲げています。

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少しでも地球温暖化を防止するために、R32を世界に広めたい…。これが、ダイキンの決断です。

ルームエアコンにおいて世界初!※1地球温暖化係数約1/3※2の新冷媒 R32を採用 【うるさら7】 詳細はこちら

※1.当社調べ:2012年11月1日発売、家庭用壁掛形ルームエアコンにおいて。
※2.出典:「IPCC第4次評価報告書」温暖化係数(GWP)100年値。温暖化係数(100年値):2,090(HFC410A)と675(HFC32)の比較。

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