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ダイキン工業株式会社

大学・講義室のリニューアル事例。学生に、より快適な学習環境を提供したい。水を使わないから水漏れの心配がない 学習環境の改善にも大きく貢献してくれました。 校舎外観 校舎外観/教室内

国立学校法人 東北大学様(宮城県・仙台市)

建物用途:大学 講義室(A、B、C棟)
建築面積:10,688m2
竣工年月:2009年10月
採用機種:DESICA×60台

ビル用マルチVe-upIII 524馬力(62系統)
全熱交換器ベンティエール×129台

水配管レス・無給水で加湿ができるため
水漏れの心配がないのが採用の決め手でした

国立大学法人 東北大学
教育・学生支援部 教務課 全学教育実施係長
阿部貴美子様

  • 今回、DESICAを導入した講義棟(A棟、B棟、C棟)は毎年、大学入試センター試験などいくつかの入学試験会場として利用をしております。
  • 入学試験は1~2日ですが受験生にとっては1年間の努力の成果を試す場ですので、会場となる大学としては、より良い環境を提供したいと考えていました。
  • 講義室は部屋の面積に対して収容人数が多いため、どうしても空気が、よどみがちなのですが今回のリニューアルで、充分な換気量を確保しておりますので教室に入った瞬間、改善されているのがよく分かります。
  • また最近では、アレルギーに対して敏感な学生も増えていますが実際に教室を使ってみて『この教室は大丈夫』と言っていたので安心しました。今年の冬は湿度の計測などはおこなっていませんが室内環境が改善されたといってもいいのではないでしょうか。
  • 今後は運用改善も含めて、クールビズ・ウォームビズを実施する際に潜熱と顕熱を別々にコントロールするDESICAが効果を発揮してくれるのではと期待しています。

国立大学法人 東北大学 施設部
施設部 整備課 機械係
柏倉仁志様

  • 学内の他の施設ではエアハンや全熱交換器に加湿器を組込んだタイプ、別置きの加湿器を設置している部屋など加湿方式は様々ですがメンテナンスに手間と費用がかかることや加湿は冬場しか行わないため死水によって不衛生になることが懸念されたので設計事務所と対策を検討しました。
  • そこで提案されたのが今回、採用したDESICAだったのですが正直全熱交換器と比べるとイニシャルコストが上がってしまうため、従来の水加湿も含め様々なシステム比較を行いましたが水配管レスで加湿ができるため水漏れの心配がなく給水の手間もない点や安定した加湿量を確保できる点など、コストと効果をトータル的に検討した結果、採用を決定しました。
  • 学校全体では冷暖フリータイプのGHPを採用していることが多いのですが万が一、機械が故障した場合も他の部屋へ影響が出ないよう各教室ごとに系統を分けたためラインナップの豊富なEHPにしました。また室内環境を更に改善するため窓側と廊下側にはサーキュレーターを設置し特定の学生が肌寒いなどのドラフトを感じることがないように空気を循環させています。
教室内は天井を高く取るためDESICAを廊下に設置 DESICA、全熱交換器の吹出空気の空気線図
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